Episode 27 ニュージーランドのクラブ

ダンスクラブ、私は日本でほとんど行ったことがない、

大きすぎる音は苦手で、酔った勢いで気が大きくなったりして、外で揉め事が起きてることもたまに目にする、気がする。


そんな食わず嫌いの様な理由で避けていた。


自分の住んでいる家のオーナー、あの長髪の奥さんが妊娠しているD氏はクラブが大好きで、家にDJなんて置いてある。


そのD氏の友達の女性若干30歳のN氏もクラブ好きだ。


彼らには好きな音楽のジャンルがあり、似たジャンルのイベントなどに毎週末出かける。


D氏の奥さんも元はそういう音楽が好きで週末出かけることを了承している。


D氏とN氏に誘ってもらってニュージーランドで初クラブに行った。


ニュージーランド人は比較的音楽が好きな人が多く、クラブのイベントだったり、家でDJをしてパーティーする家もあるし、レイブというキャンプと音楽フェスが一緒になった様な物もある。


ニュージーランドのクラブは街の1番大きな通りクイーンストリートと街の大通りから少しだけ離れたKロードという通りに密集している。


今回はKロードにある。

Uber、言わばタクシーに乗って3人で行った。

ドレスコーデをした沢山の人がおり、異世界に行ったような感覚で厳重なセキュリティを通りクラブの中に入る。


凄く人が多かった、

今日のDJはN氏の友達らしい、お酒の力を借りて、ひたすら踊る、D氏もN氏もDJの前を陣取り、踊っていた。友達のDJを紹介され、踊っていると、何やらDJに砂のような変なものを渡された、


なんだこれ、

と思ってD氏にきくと、MDMAというドラックだった。


すぐに返したが、クラブでは割とドラッグをしてから踊りに来る人が多いようである。