2020-01-01から1年間の記事一覧

Episode 31 1回目の本番

資格試験は3回チャンスがある。しかし3回落ちると次回試験を受けるまで1年間日を開けなければならない。要は「詰む」ということになる。資格試験を勉強しだして3ヶ月がたった。その間、正直お酒飲んでゴロゴロしてただけだ、正直言ってテストを合格できるほ…

Episode 30 ここ日本か

最近は図書館とジムを行ったり来たり、たまに1人で街の中心街に飲みに行って友達を作りに行ったり。家に帰ると、フラットメイト達と喋りはするが、パーティーも週末のクラブも1つも誘われなくなった。さすが全員同い年、団結力も強い。もう、正直どうするこ…

Episode 29 流れゆく日々

あれから約2ヶ月ほど時が過ぎたクラブ通いも板につき、勉強はそこそこすすんでそろそろ教科書を読み終える頃、N氏に恋をした。これだけだと恋愛小説のようになるが、なぜだか最近フラットメイト達の目がやたら冷たい。正直言うととても上辺だけ、と言う感じ…

Episode 28 クラブ帰り

ドラッグは返した所で、クラブを出て日本人が営む居酒屋に行ったたくさんの日本人がお酒を飲みに来ていたその中でもD氏とN氏は知り合いが多いようでいろんな人と挨拶を交わす。ニュージーランドの日本人コミュニティはわりと狭い。もちろんたくさんの日本人…

Episode 27 ニュージーランドのクラブ

ダンスクラブ、私は日本でほとんど行ったことがない、大きすぎる音は苦手で、酔った勢いで気が大きくなったりして、外で揉め事が起きてることもたまに目にする、気がする。そんな食わず嫌いの様な理由で避けていた。自分の住んでいる家のオーナー、あの長髪…

Episode 26 勉強しなくちゃ

昨日1日無駄にした。なにもしていない、悔しい、と言うよりか切ない気持ちになった、教科書はチャプター毎に色々分かれている、例えば、解剖学であったり、有酸素運動、栄養、それらに加えて全24項目に分かれている。私が終わらせたのは結局序章の序章、「運…

Episode 25 三日坊主

英語を読むのは久しぶりだ、1年ほど日本に居ただけだが、読まないと言葉なんてすぐに忘れることなんて知っている。「おっと、電子辞書があった」と電池切れの電子辞書を取り出し家の迎えにあるスーパーへ買いに行く、4本だけなのに500円近く払った、凄く高い…

Episode 24 立ちはだかる厚み

メールを送ってすぐに返信が返ってきた、「じゃあ明後日ならオフィスにいるから昼過ぎにきてくれ」その晩ジムに行き、筋トレをして、いつも通りビールでフラットメイトとその友達数名と家で飲み会をした。もちろんビールである。何故か決断後、ワインをやり…

Episode 23 決断

ジムで話を聞いたあと、少し考えた「果たして今トレーナーを目指すべきか、お金もすぐになくなる、それともどこでもいいから日系のレストランや会社で働くべきか?」間をとって「働きながらトレーナーなのか?」答えが出ないままジムの近くのカフェでコーヒ…

Episode 22 資格取得までの道のり

仕事の応募の返信は全くこなかったのだが、ジムからの連絡はすぐに返ってきた。返信の内容は、「連絡ありがとう、いつでも受け付けできるが、3日後とかはどうだい?場所はニューマーケットという所にあるジムさ、よろしく」と一方的なメールだったが、やっと…

Episode 21 ターニングポイント

免許証も銀行口座も揃ったところで、仕事を探すことにした。ワイナリーでのフルーツピッキング、応募をしたのだが、3月で季節的にもう終わっていた。どこからも返信が帰ってこないと思いながら、銀行口座を作ってすぐに会員になったジムへ行く、1ヶ月3000円…

Episode 20 免許切り替え

ニュージーランドに行って初めに感じたこと、「あ、クルマ左側通行なんや」だった。これは凄く親しみを感じる。アメリカの頃は2年いても全く右側通行になれなかった。ということは交通ルールがほとんど一緒、さらに、ということは日本の免許証に「信用性」が…

Episode 19 IRD ナンバー

IRD ナンバーって? そう、要するにマイナンバーIsland Revenue Department の略なのだが直訳しても意味がわからない、財務省的なものらしい、このIRDナンバー、全てオンラインで管理されており、個人の所得や、NZの友人間で行われたりするインターネットバン…

Episode 18 銀行口座開設

銀行に着いて、まず驚き予約制だった。オフィスが数個ありカウンセラーとマンツーマンで話すスタイル街の中心街にあるのでどうやら大勢の語学学校、大学の留学生が常に口座開設に来るらしく予約も1週間後までいっぱいだった、「そこまで待てん」と思ったので…

Episode 17 初めてのシティ

少し不貞腐れながら、バスから知らない街の景色を眺める、「悪くないな」と思いながらだんだんとお店が増えていく景色が出て少しするとオークランドの中心街に着いた。あー、港町なんだ、と故郷の神戸を思い出した。バス停から大きなタワー立っているのが見…

Extra episode 3 海外生活で必須な自己アイデンティティの確立

アイデンティティと言われて理解できる人はどれほどいるのだろう。私は高校を卒業して1年間留学するための学校に行ってからアメリカに出たのだが、高校時代、できるだけ「普通」になろうとしていた、日本は単一民族であり、ほとんどの人の髪の色は黒であり、…

Episode 16 お叱り

まだバスが来ない、とアプリで見られるバスのGPSを見たとき驚いた、もうバスが通っていたのだ。なぜ、と道路の反対側の女性が歩道で手を挙げてバスを停めているのを見た。確信した。手を挙げないとバスが止まってくれないことに、内心「普通バス停で待ってい…

Episode 15 2日目の朝

よく眠れた。出国前の不摂生のせいか時差ボケはない。「さて、」と銀行口座を開設しに行くことにした。オークランドはとても広い、シティセントラルと言われる港にはたくさんのショップが並びニュージーランドで1番の都会である。シティセントラルから離れる…

Episode 14 初夜

携帯番号を得て、明日からできることをフラットメイトに聞く仕事をする前にやる必要があることは主に銀行口座開設税金(IRD number) マイナンバー的なもの免許切り替えの3つであった、だが、フラットメイトの人達が歓迎パーティーとして火鍋という辛い鍋を作…

Episode 13 ニュージーランドの携帯電話事情

大通りの反対側にあるスーパーは、病院と薬局と併設しており、スーパーの反対側にはジムと図書館がある。すぐにでもジムに行きたかったが、携帯番号と銀行口座がなくて会員になれるのかと疑問に思ったので、とりあえず携帯番号をゲットしにスーパーに行くCou…

Episode 12 フラットメイト

ガソリンスタンドからバスで来た道を引き返していると、サングラスを掛けた凄い長髪のアジア系男性が歩いてきて、日本語で話しかけられた「リオくんですっけ?」私 「はい。そうです。フラットメイトの件でご連絡していた方ですか?」「あれは僕のパートナー…

Extra episode 2 海外に出ると得られる思いがけない副産物

海外留学や渡航の目的の多くは「英語、その国の文化」を学ぶことだが、人によっては、思いもよらぬ物も手に入るかもしれない。海外留学や海外で仕事をするにあたって、ほとんどの人が直面する壁、「ホームシック」ホームシックといっても常々「日本に帰りた…

Episode 11 まだ道の途中

スカイバスに乗り込んで、Wi-Fiの接続をして地図を開く外の景色をみて、「あー海外だなぁ」なんてぼーっとしていると降りるべきバス停を二駅ほど過ぎていた慌てて降りる。降りた、バスはすぐ過ぎ去った。あ、そういえば、と思っていたらWi-Fiが切れておりフ…

Episode 10 道の途中

空港を出るとバスターミナルがあった。Sky busと言う名前でボーダフォンのロゴが車体の横にある。ボーダフォンか、そういえば子供とかそんなキャリアがあったかと昔を思い出した。バスに乗り込む前に支払いを済まし、バスターミナルで待つ。「ようこそ」と東…

Extra episode 「グローバル人材とは英語が話せるということではない理由」

最初に自己紹介をさせてください。リオです。24歳英語圏在住歴 3年 (アメリカ2年、ニュージーランド1年)ニュージーランドでゼロからパーソナルトレーナーを始めて現地の建築現場で働きつつ半年でクライアント10名以上、クライアント全員から高評価、帰国最後…

Episode 9 空港にて

さて、関西国際空港に着き、家族とのさよならを済ませいざ出発、最初にトランジットでオーストラリア、シドニーへ向かう。寝過ぎて全く覚えていない。3時間の乗り換え待ち、だが、思いの外時間はすぐ過ぎた、オーストラリアからニュージーランドへの飛行機は…

Episode 8 さよならの前に

さよならの前にしないといけないことが、そう、パッキングである。用は荷物整理だ、何を持って行くか、アメリカ留学で学んだことがある本当に絶対に絶対に必要なもの以外持っていかないことただニュージーランドの場合、南半球なので、注意が必要、3月に旅立…

Episode 7 保険と航空券と家と(家選び編)

航空券で日にちが決まれば家だ家選びには様々な方法がある1 ホームステイ2 オーペア3 フラットホームステイに関していえば、私もアメリカの時に体験していて英語を学びたい!家事はしたくない!という方には良いそれと留学斡旋機関に紹介してもらえる。ホー…

Episode 6 保険と航空券と家と(航空券編)

さて、結局保険を買うにしても家を決めるにしてもいつ入国するのか日を決めない限りは何も決められない。例えば私の場合、ビザを手に入れて保険とかのことを考えていて、なんだかんだ一ヶ月ほど経っていた。でも結局航空券を買ってから2週間ほどで出国した。…

Episode 5 保険と航空券と家と (保険編)

ついに、ビザが来た。 さて、ここからはいつでも出発できる。できるのだが、、、何がいる?保険と航空券と家と保険、いるのか?と思ったが私がサポートを受けた某ワーホリサポート協会は某有名企業の保険の加入を勧めてきた、というより「これに入らないと渡…